AndroidスマホにあるGoogle Device Protection(端末保護)をご存じでしょうか?
iPhoneの「iPhoneを探す」と同様の機能で、端末の紛失時などにロックをかけて使えなくする機能です。
中古端末を売買するときには必ずこのチェックをしないといけません。ロックされたデバイスは第三者が使用することができないからです。

本日はそんな端末のロック解除をお願いされました。
一般的には不可能なのですが、機種によってはAndroidOSの脆弱性を利用して解除することが可能です。
このお客様はご自身で調査しやり方まで教えてくださったのですが、ADBコマンド等が必要になるため敷居が高いとのこと。
ADBコマンドであれば以前LINEのアップデートでもやっているので問題ありません。

画面左上の鍵アイコンがDeviceProtectionのアイコンです。これがあるとセットアップ途中で先に進めません。

脆弱性を利用し進めていきます。ADBコマンドを通すためにUSBデバッグをONにします。

途中でADBコマンドを実行。HOME画面まで一気に進ませます。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
HOME画面が現れて、左上の鍵アイコンも消えています。これで普通に使えるようになりました。Androidはこういったところが面白いですね。

以上、ITトラブル解決のプロフェッショナルMobileDockでした。