本日はiPhoneXの修理です。

iPhoneXはこれまでのLCD（液晶）ディスプレイからOLED（有機EL）ディスプレイへと変更になっています。現在までにiPhoneX,XS,XS-MAX,11pro,11pro-MAXが該当しますね。
OLEDはこれまでSamsungのGALAXYシリーズでおなじみだったのですが、AppleでもとうとうiPhoneXから採用になりました。

OLEDは発色の良さが特徴で、表示する部分だけを点灯できるので省電力にも貢献しています。これまでの液晶ディスプレイはバックライトの存在があり、黒であっても裏から光が当たるため暗めの色は不得意でした。OLEDはバックライトがなく素子自体が光るので、暗めの色も大変得意です。反面まだまだ高価であり、修理代金も高くなってしまいます。。。
iOS13から採用されたダークモードは、OLEDを意識したモードと言っても良いでしょう。黒の部分は電力を食わないため省電力となり、パネルの劣化も抑えることができます。

さて本題です。iPhone8からは「True Tone」という機能が採用されています。環境光センサーによってディスプレイの色を変える機能です。「なんか画面が黄色っぽい？」とか「色合いがじわじわ変わっていく！」などと思われた方も多いと思いますが、これが「True Tone」の機能です。

まずは割れたパネルを外します。

新しいパネルに取り外した環境光センサーの情報をコピーします。

パネルを外したiPhoneXの内部です。ここに環境光センサーの情報がコピーされた新しいパネルを取り付けます。

そして、完成！！（写真忘れました。。。）

True Toneの機能もバッチリです。True Toneの機能自体、存在にすら気づいていない人も多く、仮に機能しなくなってもほとんどの人が気づかないのでは？と思っています。しかし当店ではそんな事はさておき確実に機能する状態でお渡ししています。ただ、一度他店などで修理したときにオリジナル情報が失われている場合には引き継ぐことはできません。。。

また、当店では先ほどのOLEDパネルを使っているiPhoneに関しては、修理に関してもOLEDパネルを使っています。LCDで作られた安価なパネルも出回っていますが、当店では一切使用しておりません！

iPhone修理はiPhoneのスペシャリストMobileDockへお任せください。